産業カウンセラーは、どなたでも⽬指すことができます。
成人であれば誰でも受講できる養成講座
当協会が開講している「産業カウンセラー養成講座」は、成人であればどなたでも受講することができます。
カウンセリングの学習は、技法の習得だけではなく、自分や他者との関係を見つめ直したり、職場や家庭や地域等での人間関係を円滑にしたり、人間(あるいは職業人)として成長していくためのヒントがたくさん学べますので、どんな方にも今後の人生に役立ちます。
多種多様な方が養成講座を受講されています。
養成講座を受講される方は、20代から60代まで実に幅広く、性別を問わず、様々な方がいらっしゃいます。例えば以下のような方々です。多様性に富んだ人の中で学べるのが当講座の魅力のひとつです。
- メンタルヘルスの不調の部下や同僚のために勉強したい方
- 社内のメンタルヘルスに関する問題を何とかしたいと思う総務や人事のご担当者や経営者
- 職場の人間関係に悩んでいる方
- 傾聴をしっかりと身につけたい各種の相談業務のご担当者
- 増加する顧問先からのメンタルヘルスに関する相談に対応したい社会保険労務士の方
- 仕事に関係なく、心理学やカウンセリングを学んでみたい会社員や主婦や学生の方
- カウンセリングを学んで、話を聴くことで社会貢献をしたいと考える定年を控えた方
- 産業カウンセラーに話を聴いてもらったことが、とてもよかったので、自分も目指してみよう
と思った方 など
大事なのは資格を取得した後
産業カウンセラーは専門的な資格と位置づけられていますので、他の資格と同様、専門性を高め、社会に貢献していくことが社会から期待されています。産業カウンセラーの資格者が増え、その方々が自分や自分の周囲に対して学んだことを活かしていけば、どんな小さなことであっても、やがては大きな力となり、社会を変えていくだろうと、私たちは信じています。
大事なことは、継続して学習を重ねていくことです。方法やペースは人それぞれでいいと思いますので、働く人を取り巻く環境をよりよくしていく活動を一緒にしていただけることを願っています。